●第15回ブルーノ国際グラフィックデザイン・ビエンナーレ、ブック部門 銀賞受賞
 
 

 

作品集をつくることは自らの過去を問うと同時に抹殺することである。新しい出発点に立つことの期待と不安を意識することでもある。
 私の知る限り自らの写真を撮れるデザイナーは伊藤憲治さんと宮城君くらいのものである。デザインを理解出来る写真家はいないわけではないが余り多いとはいえない。宮城君は若いし、写歴もそう長くはないけれども着想をデザインに結びつける稀有の才能に恵まれている。
 今後写真体験を積んで、グラフィックデザイナーとしてユニークな存在を示す豊かな才分を信じている。

   写真家 秋山庄太郎

 

 

 

   

●第7回ニューヨークADC国際展、ブック部門 入選
●第17回ブルーノ国際グラフィックデザイン・ビエンナーレ、ブック部門 入選
 

 

宮城は沖縄を拠点として、OKINAWAの中のオ・キ・ナ・ワを執拗に、しかも喜々として、ファインダーをのぞき、シャッターを押し続けてる。それは、あたかも、天から義務づけられた使命を果たしてるかのようにだ。
そう…、私には見える。
何よりも、好きな業を持ってる人はこの世で最高な人だと思う。応々にして、人は自分に何が出来るのか、気づかずに、時に追われてしまう。
宮城は自分の立っている足元を見すえながら、確かめながら、考えながら走り続けている。時を越えて…。
そして、いま、前巻以上のエレメントの集積、そして、確かな構成力に裏打ちされた映像美の結晶、あらゆる小片美に込められてた執念の頁が集結した。
世界に通じる感性のエコロジィーの歌が、また一冊、ここに、完成した。

  グラフィック・デザイナー 福田繁雄

 

   


●ニューヨーク、チェコスロバキア、ポーランド、フィンランド、メキシコ、ウクライナ共和国、富山県立美術館等、国際展で受賞した作品32点収録。

 
  私は自分の作品に写真という技術も素材も使用しない。この考えは長い間続いてる。今日まで、千数百点のポスターを制作してきたが、ほとんどが、手描き原画の作品である。 
意識して写真を使用しないようにしている。深い理由はあるはずだが、あまり考えないようにしてきたが、写真は素晴し過ぎるの一言である。歴史的にもイラストは写真のリアルな迫力に太刀打ちできないと思ってるからである。
宮城のカメラ・アイを見ると、この考えはますます、間違ってはないと思えてしまう。
宮城のフォト・グラフィックの世界には、そんな煩わしいスモッグが無い。カラッとしたエレメントを、スカットデザインする。 私が写真をデザインに使わない理由は、この辺にあるかもしれない。お互いにマイ・ウェイなのである。


  グラフィックデザイナー 福田繁雄

Human Being


  神秘と無限の創作性。

特選ポストカード12枚組
  

Nature
植物

 変化し続ける偉大さ、
そして美しい。

特選ポストカード12枚組
  

Nature


 変化し続ける偉大さ、
そして美しい。

特選ポストカード12枚組
   


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